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もっと、自由に、やわらかに、
これまでの思考を、
常識を変えていくこと。
動き、つなぎ、考えつづける。
これからの社会にとって、人にとって、
何が本当に豊かな価値なのか。
真摯に、でも、冒険心をもちながら。
それが、ものづくりを支える
商社としての使命。
株式会社鳥羽は、多くの皆さまのおかげで
100周年を迎えることができました。
こころからの感謝を込めて、
この先も、企業や社会の課題に、
自由な発想で挑みつづけていきたい。
お客さまの難問こそ、
わたしたちのモチベーション。
アイデアを、発想を、
行動のスピード感も、
もっと、
という
心意気で。
つぎの100年へ、
ここからがすべてのスタートです。
メッセージMESSAGE
2023年9月、
弊社は創業100周年を迎えました。
開拓精神と創造力をもって
自社の強みを発揮し、
関連会社とのグループパワーを活かしながら、
次の100年も輝く企業になれるよう
歩んでまいります。
今後とも、ご支援ご愛顧いただきますよう
お願い申し上げます。
代表からのメッセージMESSAGE FROM PRESIDENT
弊社は1923年9月、富山市中心部において鳥羽電機販売所の称号で創業。社名の鳥羽は創業者・村井順三が修業を積んだ地、三重県鳥羽市に由来します。創業後は時代の流れと共に法人化、県外進出、グループ化など事業拡大に励み、おかげさまで本年、100周年を迎えることができました。今日までの長きにわたり、共に歩み、支えてくださった皆様に心より感謝を申し上げます。
長い歳月には幾多の困難もありました。しかしどのような状況下でも、創業者の「企業は人なり」という理念を社員全員で共有し、個の力を結集し、総力で取り組むことで数々の壁を乗り越えてきました。改めて、人を重視し、組織づくり、会社づくりに邁進してきた100年であったことを再認識しています。
そして次の100年に向け、これからも社員と共に輝く企業であり続けるために、『弊社に関わるすべての人に豊かさと感動を与える人であり、企業になる』ことを使命とし、『常識を変える自由な発想と工夫で価値創造し、次の社会を支えていく』ことを展望に掲げました。モノづくりに携わるすべての企業をサポートする業務を通して日々複雑化する社会課題を解決し、地域に、社会に貢献する存在でありたいと考えています。
今後も「新しい価値を創造する200年企業」に向け、全社一丸となって着実に歩みを進めていく所存です。一層のご支援をいただきますようお願い申し上げます。
2023年9月吉日
株式会社鳥羽 代表取締役社長 小嶋 匡
鳥羽の歴史HISTORY
1923年
大正12年9月1日
鳥羽電機販売所の船出
富山市荒町1番21号地に、村井順三の個人企業として鳥羽電機販売所が開業。
1954年
昭和29年2月22日
株式会社鳥羽商店の設立
会社設立登記の手続きが完了し、株式会社鳥羽商店が誕生。
1966年
昭和41年9月1日
本社社屋の赤江町への
新築移転
富山市荒町から赤江町の新社屋に移転。これを機に、営業と管理の2部体制とし、営業拡大を図る。
1987年
昭和62年8月1日
関連会社の設立
母体である「株式会社鳥羽商店」を「株式会社鳥羽」に改称。創業以来の地域密着型を原点とする一般工場部門（商社機能）は鳥羽が担い、空調制御部門は新会社の「鳥羽システム株式会社」として発足。
2008年
平成20年8月1日
新社屋移転
富山市赤江町から稲荷元町3丁目に本社社屋を新築移転。創立85周年に大きな節目を迎える。
2018年
平成30年8月1日
さらなる発展と
創立100周年を迎えて
金沢営業所が金沢市大友二丁目2番1へ新築移転。同日、関東進出のため関東営業所（さいたま市中央区新都心4-15 Miox フジコー6階）を開設し、さらなる業績拡大と飛躍を誓った。
創業者の言葉WORDS OF THE FOUNDER
人との交わりには、趣味を以って交わる、利を以って交わる、飲食を以って交わるものなどいろいろありますが、その根底に誠（真実）の心を蔵していることによって、永遠におつき合いが続くという意味です。
「終生」は生が終わるとも読めるが、村井は「久遠」に渝（かわ）らず、としました。
創業者 村井 順三 揮毫
創業時の理念FOUNDING PHILOSOPHY
信念と情熱を胸に
大正時代から昭和初期にかけて、富山県内では電源開発が急速に進み、その電力を利用して各種工業が目覚ましい発展を遂げました。そのうねりの中、大正12年（1923）に富山市荒町で鳥羽電機販売所を創業した村井順三は、三重県の鳥羽電機製作所で実習を受けて電機に関する勉強を行っています。
その一方で、販売するためには商品の信頼度に加え、サービスが何より重要であると考え、さらには鳥羽電機製作所が高い信頼を受けていたことから、商号に鳥羽電機を取り入れ、営業活動に奔走しました。
取扱い品目は電動機に加えてベアリング、ゴムベルトと次第に増え、事業の拡大に努めました。
富山大空襲で店舗が焼失したものの、昭和23年（1948）に再建。重化学工業を中心に発展する地域企業を支え、昭和29年（1954）には法人改組して株式会社鳥羽商店を設立しました。
また、新たな仲間も加わり、取り扱い商品を増やし、取引先を拡充しながら今日の基礎を築きました。
この間、村井は一貫して「人を裏切らない、偽りを言わない、弱い者いじめをしない」という信念を持ち続けました。その情熱と信念は、当社の伝説となり、お客様への心得として今に引き継がれています。